母親という本業

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    年末です。

     

    去年の今頃は次の4月から認可の保育園に入れるかどうか分からず、働き方をどうしていくか

     

    全く見えない状態でドキドキしていたのを覚えています。

     

    そして今年はなんとか希望の保育園に入園が決まり、フルタイムでの復帰ができるようになりました。

     

    毎日が怒涛のように過ぎ去り、この1年を今ぼんやりと振り返ると

     

    なかなかに、苦悩が多い1年だったなと。

     

    忘れないように書き留めておこうと思った次第であります。

     

     

     

     

    キャリアの停滞。

     

    妊娠出産前からそれは必ず訪れるであろうと思っていたけれど

     

    おそらく何かしらうまくやれるだろうと、きっと思っていたんだろうなあ、と。

     

    しかしながら仕事をしながら母親をやるということは、やはりなかなかに

     

    痺れるくらい大変なことでした。

     

    夜でも土日でも関係なく仕事を詰め込むことができた昔と今では

     

    物理的に仕事に充てる時間がとんでもなく短く、

     

    抱える案件の制限を設けなければいけない

     

    時間的な制約があると周りにあらかじめエクスキューズしなければいけない。

     

    基本的に18時前には何が何でも強制終了!

     

    そして脳みそを180度回転させて

     

    お迎え、ご飯の支度、お風呂、寝かしつけと


    嵐のように1日が終わってゆくのです。

     

     

     

     

    今日、もう少し作業を進めたかったなあ

     

    あと2時間くらい資料探しに没頭したかったなあ

     

    あとちょっとでいいアイディアが出そうだったなあ

     

    みたいな悔しい気持ちを抱えつつ、それでも、息子とお風呂に入っていたりすると

     

    あまりの可愛さにそんなことは吹っ飛んでしまい、

     

    20時台に来た仕事のメールに一刻も早く返信しなければと思いながら

     

    寝かしつけをするも、そんな時に限って全く寝てくれず、さらには踵落としを喰らうなど

     

    イライラがMAXに達しそうな直後に目に入ってくる愛くるしい寝顔に

     

    うっかりメールの存在すら忘れてしまいそうになったりする。

     

    仕事のモチベーションが1日でものすごい振り幅で変動するのも

     

    この1年で学んだ新たな感情です。

     

    昼間にどんなに「仕事!仕事!仕事!」とアドレナリン全開でいたとしても

     

    夜にはほっこりマザーになっている自分、もはや二重人格なのか?と。

     

     

     

     

    そんなこんなの理由から(まだまだあるけど)

     

    昔のように男性と同じくらいの時間バリバリ働いて稼いでいくぜー!

     

    みたいなやり方は全くできなくなってしまいました。

     

    なので当たり前ですが、この1年にできた仕事の量はおそらく昔の6割くらい。

     

    停滞感を感じずにはいられませんでした。

     

     

     

    そうして迎えた年末ですが、私たち夫婦がDIY WEDDINGをやらせてもらった

     

    工場の長谷川さんのお家で日本酒と馬刺をいただきながら話していた時のこと(昨夜)

     

    「語弊があるかもしれないけど、お母さんっていうのは仕事が副業みたいなものなんじゃないかなあ」

     

    と、印象深い言葉をいただきました。

     

    長谷川さんは長年この縫製工場を営まれており、

     

    たくさんの女性のスタッフと一緒に仕事をやってこられた訳ですが

     

    経営者の目線でそう感じるというお話は、今年私が感じていたこの停滞感を

     

    紐解くヒントでもあるように感じました。

     

     

     

     

    もしかしたらそうなのかもしれないなあと、一夜経った今日改めて

     

    その言葉を反芻してこのブログを書いています。

     

    母親になった瞬間から、母親が本業、仕事は副業。

     

    そんなことを言ったら世の中の女性の採用はますます悪くなってしまうでしょうか。

     

    でもそれは私にとっては事実かもしれない。

     

    仕事が大好きで時間も惜しまずに今までやってきたけれど

     

    究極の二択では息子にかなうはずもない。

     

    明確な答えもまだ出ませんが、ちょっと気持ちがストンと落ち着いたのでした。

     

     

     

     

    とにかく今は、できることをできるときにできるだけ。

     

    量をこなせないならば質を上げていくだけ。

     

    子育ては、自分が忘れてしまってる世界と初めて触れて感じる瞬間を思い出す作業でもあり、

     

    それを思い出すことで自分の人生自体が二周目に入っていく行為でもある。

     

    そういう機会をもらえたことにまず感謝をすべきだし、クリエイティブな仕事においては

     

    こんなに発見に満ちたラッキーな環境は実はなかなか無いのだと思います。

     

     

     

     

     

    改めて、全国全世界の働くお母さん、お疲れ様です!という気持ちです。

     

    そして長谷川さん、素敵な金言ありがとうございました。

     

    これにて今年最後の記事とさせていただきます。

     

    皆さま良いお年を!

     

     

     

     

     

     

     

     

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    Chikage Yoshida



    Art Director/Designer
    桑沢デザイン研究所卒業。
    グラフィック、WEB、パッケージ等のデザインや、ディスプレイなどの空間デザイン、美術を手がけています。クリエイティブチームSELF所属。
    2016年3月に一児の母になり、仕事と育児の両立奮闘中。 旅、食、写真、ゲームがすき。


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